2012年10月14日

生きる力




我が家の長男敬瑚が通うWilliam Fremd High School(この高校に限った話ではないが・・・)では、高校の授業で心理学が選択できるのです。

そして授業の内容が非常に面白い。難しい専門用語を縦並べるような授業ではなく、実社会で起きている出来事を心理学的に説明していくらしいです。


昨日の話題は、人間は習慣から抗体の分泌量も変わって来るという話。

人間は、身体に悪いと知りながら、お酒/タバコ/ドラッグなど、身体には必要の無い物を摂取する。そして身体がその危険物から身を守るために抗体をを分泌する。良く出来た仕組みです。


しかし、もっと面白いのが、それが習慣化してくると、分泌量に変化が起きるのだそうです。



【良く聞く話 その1】

昼間ビールを呑むと効く。
自宅で呑むと酔い易い。



普段夜しか呑まない人は、その時間帯や日没後の状況から自然に抗体の分泌が増えるそうです。逆に昼間呑み慣れていない人は分泌量が普段通りとなるので、よりアルコールが効き易くなるということ。自宅で酔い易いというのも「家呑みなれしていない人」に起きる現象。


高校の授業でアルコールやドラッグを例に出す当たりがアメリカっぽいところですが、まさに日常生活に密着した話題です。




【良く聞く話 その2】

ジンクス (英語ではJINX)、縁起を担ぐなど、二年目の選手は活躍できないとか、赤い物を持つと良いプレーができるとか。

これは、皆さんご存知の通り、非常に心理的な作用であります。


何か論理的根拠があろうがなかろうが、統計的に何かが繰り返し起きていると、人間は心理的に優位に立ったり自信を失ったりします。
普段出来ることでもジンクスを意識すると出来なくなってしまったり、逆に妙に良いプレーが出来たり、完全に心理的な作用です。



これも、習慣的な意識からアドレナリンの分泌量が変わるということだそうです。




金曜日に、フランスのホームゲームで、日本が史上初めてフランスに勝利を収めました。 
アウェーでW杯優勝国に勝利したのも初めてだそうですね。


内容は解説者にお任せしますが、最近の日本代表選手のインタビューの内容が全く違いますね。ヨーロッパで活躍している選手は皆口を揃えて、「精神面の強さ」を強調しているし、自分達が実際に世界のトップレベルでプレーしているて、フランス相手にも十分出来るという「強い自信」を持っています。


歴史を変える時は、必ず一つや二つの要因ではなく多くの要素が含まれますが、今回一番大きな「変化」は、主力選手の「精神面」であったんだと思います。


どうやって戦うかはその時のメンバーや監督の戦略でしょうが、選手の気持ちが勝っていれば如何様にも料理できるってなもんでしょう。





こういう話の流れにはなりましたが、実は、私はここで心理学や人体的なことをお話したかったわけではありません。

アメリカの高校では、授業で心理学をこの様に教えているということを強調したかったのです。




詰め込み教育とか受験制度とか言われる日本ですが、学校の授業の中で、このような日常的な出来事を学問的視点から解析し、自分達の将来にいかす発想も大変に重要だと思い皆さんにご紹介しました。




人間は生きているのですから、もっともっと生きて行く上で必要なことを、早い時点から教育に取り込むということを推奨します。

学校で教えないなら、まず自宅から始めてはいかがでしょうか???





生きる力の強い日本人こそが、将来の希望です。





微分積分など全く知らない不動産







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Posted by 大春 敬/Tak O'Haru at 22:05│Comments(0)教育
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