2012年07月19日

教育:アメリカと日本との違い



“シカゴデー in 東北”にて、シカゴ郊外から来た日系二世の高校生が日米の架け橋役として大活躍!

今回の“シカゴデー in 東北”に際し、日本経済新聞シカゴ支局の野毛洋子さんのご尽力により、現シカゴ市長でオバマ大統領右腕的存在で元ホワイトハウス主席補佐官を勤めていたRahm Emanuelさんから、夫々女川町長と釜石市長へ親書が送られることに。

勿論親書は英語で書かれており、それに日本語での翻訳文が添付してあったので、夫々英語と日本語をアメリカ生まれの高校生2人に読んでもらう事にした。

突然の企画に、本人達は少々緊張気味。
しかし、誰に言われる事もなく、英語担当も日本語担当も事前練習に励み始めた。そしてそこに、元シカゴ日本語補修校の同級生で現在名古屋の高校に通う友人が漢字指導を買って出る。




市長が書く親書。内容が内容だけに、英語も日本語も高校一年生には慣れない単語だらけ。しかし、こう言う試みには、成功も失敗もない。誠意を持ってベストを尽くすことが一番と肩を叩いたが、そうは言ったものの、多くの人の前で文章を読むというのは、大人でも凄く緊張するものである。

出番前の緊張した趣の二人。何故か!? コニタンまで緊張している様に伺える・・・




ところがどうでしょう!?


女川町でも、




釜石でも、





皆さんの前で正々堂々と、立派にエマニエル市長のメッセージを伝えていました。

驚くべき事とは、二人を紹介した時には少しざわざわしていた会場も、一人が英語の文章を読み始めると、水を打った静けさに。誰一人としてコソコソ話もせず、子供達の鳴き声や小言も一切無い状態に。これは圧巻でした!

二人とも詰まる事もなく、落ち着いた声で最後までしっかりと読み上げた時には、一斉に拍手が。

「アメリカ育ちだから英語が読めて当たり前だよ。」とか、「日本人なんだから日本語が読めて当然だろう。」とか言う問題ではありません。一番上の写真を見て下さい。釜石では、1000人からの人が見守る中で、大人でも緊張して読み切れないであろう状況下でです。

ここが、アメリカと日本の教育の違いなのです。この子達は、小学校の頃から人の前に出て自分の言葉で話す訓練を受けています。人の前に出て話す時に、何が大事で何を忘れてはいけないかの教育を受けています。単なるHow toではなくて、しっかり人に伝えるということはどういうことなのかという教育を受けているのです。恐らく、この二人でなくても、会場にいた他のアメリカ帰りの学生達も、きっと同じ様に堂々と文章を読めたと確信します。

「流石に英語が上手いね」とか、「アメリカで生まれても漢字が読めるんだね」という表面的なことではなく、一歩突っ込んで「高校生が良くあのような場で立派に全う出来るね。」とお考え頂きたい。


世界の学生は、自分達がどう発信するか、どうやって相手に自分の意見を伝えるか、そしてどうすれば相手を説得出来るかを考えて教育されています。日本の教育も、先生が一方的に話し、生徒がノートを取るのではなく、生徒同士が、時には生徒から先生へ、相互通行なメッセージを伝える機会を与える必要を感じます。

私の娘が通う中学では、時に生徒が授業をやる日が設けられています。皆さんもご存知の通り、教えるという行為ほど学べる機会はないこともあります。


その一方で、アメリカ育ちの子供達は時折フレンドリー過ぎちゃったりします。

須田善明女川町長より、目頭が熱くなる程感激的なメッセージを頂きました。


でもやはりこの辺は、アメリカ育ちの子供達、記念撮影でのこの馴れ馴れしい態度に、須田町長も苦笑い!?



釜石では、市役所観光局菊地課長の粋な計らいで、来訪者の皆さんに呼びかけて頂き、釜石市民皆さんの声で、

“ Thank you for Chicago! ”と英語で有り難いお礼を頂戴しました。


Day in 釜石?が抜けてしまっていましが、心の底から嬉しいお言葉です。


たった二日間の“シカゴデー in 東北”でしたが、数多くの体験をさせて頂きました。

逆に、我々から、、" Thank you all in 釜石 for having us! " と申し上げたい。


今日は長め不動産









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Posted by 大春 敬/Tak O'Haru at 07:16│Comments(0)教育
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