2011年01月02日

ジャーナリストの精神 情報の信憑性 = 『嘘!』



新年を迎えましたが、喪中のためお祝いを申し上げるのを控えさせて頂きます。


新年早々では御座いますが、明らかに正確ではない報道、いや国からの情報開示の事例をここに上げます。

日本の食料自給率に関する誤報である。

まず、1)世界中が物量(トン)で計算しているにも関わらず、日本だけがカロリー計算により試算。なぜ???
次に、2)カロリー計算の内訳も、実態から乖離している点が多い。なぜ???


【ウィキペディアの文章抜粋】

実際、近年、廃棄されている食材は、年間900万tに及び、食料自給率の計算の分母となる供給カロリーは2573kcal(2005年)であるが、日本人が一日に摂取する平均カロリーは1805kcalであり、それ以外の768kcalは食べられることなく廃棄されている。分母を摂取カロリーとして食料自給率を「国民1人1日当たりの国産供給カロリー(1013kcal)÷国民1人1日当たりの供給カロリー」として計算しなおすと日本の食料自給率は56%[20]であり、果たして日本の食料自給率が国際的に本当に低いのか疑問が残る[1]。


そして、日本は世界で5番目の農業大国。先進国ではアメリカ続いて二位だそうです。

こういう事実を開示しない日本国政府は、本当に民主主義国家なのでしょうか?



日本的論理で考えると、内田樹さんが著書「日本辺境論」で以下の文例を紹介しています。

「日本人が集団で何かを決定する時、その決定に最も強く関与するのは、提案の論理性でも、基礎付けの明証生でもなく、その場の“空気”であると看破したのは山本平八でした。」

企業の会議でも、「とても反対出来る空気ではなかった。」っとか、一般的に「空気を読めよ!」って場面が良くあると思いますが、農林水産省内でも、こう言う“嘘”に大きな嫌悪感を持つ人達も多くいるはずです。その正義感のある人達も「空気」を打破する勇気が持てない程強固なものなのでしょうか?

どんなに緻密な政策立案しても、誤情報を元に策定されていたら、強烈な人的資源と時間を集中して莫大な虚像を作り上げていることにしかなり得ません。立派な大学を出て国家試験に合格した優秀な方々が、結局は「その場の空気」のために命を削っている状況が、第二次大戦下の大日本帝国陸軍と重なって見えてきてしまうのは、私だけでしょうか?


今年は、事実と私見を明確に分け、情報を正確に発信し、プロフェッショナルとしてお客様のお役に立ち、住民としてアメリカのお役に立ち、国民として日本のお役に立ちたいとお恐れながら強く思います。


いつもちょっとだけ大げさですが、ご辛抱頂き、本年も何卒よろしくお付き合い下さいますよう、よろしくお願い致します。


情熱不動産





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Posted by 大春 敬/Tak O'Haru at 03:39│Comments(4)プロフェッショナル
この記事へのコメント
ほらっ、記憶に新しい海保で起きた事件にしても
複数の情報操作があった様ですし...
春さんが提示された例は極々一部に過ぎないのだと思います。

ただ、
冷静に考えてみれば日本に限った話ではない様にも思います。

某北〇〇のケースは少々極端な例だとしても
周辺諸国に留まらず世界中で見られるのではないでしょうか(>_<)

企業環境では「コンプライアンス」が叫ばれるようになり久しいのですが、
企業だけでなく政治や社会活動に於いても
正しい事が正しく行われていることをオープンにする仕組みが、
本当に必要ですね!?

正直者が損をしない環境が理想の東インド会社
Posted by 東 邦彦 at 2011年01月02日 10:49
私の意思決定にはデータ重視のものと、直感重視のものがある。ただ、感情で決めることはない。新しいデータを受け入れるのに時間がかかればかかるほど、その人は自分の感情に左右されているのである。
by Michael Dell

:)
Posted by tomoko at 2011年01月07日 10:01
くにさん:

そうですね、官庁には「コンプライアンス委員会」ってないのですかね?

ある方が面白いコメントをされていました。
「政治家や役人は、国民が税金で雇っているのだから、国民からPerformance Reviewを受けてもいいよね。」って。

論理的に執行できれば、素晴らしい発想だと思います。


屁理屈不動産
Posted by 大春 敬/Tak O'Haru大春 敬/Tak O'Haru at 2011年01月08日 00:36
ともちゃんす:

凄いですね、このお言葉。

これを明日記事にさせて頂きます。


いつも良いアイディアをありがとうございます。


INI不動産
Posted by 大春 敬/Tak O'Haru大春 敬/Tak O'Haru at 2011年01月08日 00:38
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