2010年10月07日

日本の誇り シリーズ 第4段

先週土曜日、シカゴ郊外に北米本社を構え北米印刷機シェアーNo.1の日本企業KOMORI AMERICA 社 Open Houseに招かれ、業界を引退した身にも関わらずずうずうしくお邪魔して参りました。
ショールームでのデモの後、外にテントを張り夕食会が開かれました。

日本の誇り シリーズ 第4段


印刷機械技術も勿論、それをサポートする資材メーカーや技術陣/マーケティング陣は業界一番でしょうが、それよりもなによりも、このOpen Houseのコンセプトと運営に、この企業の差別化された特徴が素晴らしく出ています。

これは、アメリカに進出する日本企業にとって大変参考になる事例であり、このコンセプトを実行すればアメリカでのビジネスがより向上すると信じます。

そのキーワードは、

1− 経営者のVisibility = Commitment  日本の企業のトップの顔が見えないケースが多い中で、小森社長が直に顧客や業界人の前に出て迫力あるメッセージを送る事に威力がありますし、アメリカのお客様はそれを求めています。情熱のこもったメッセージであれば日本語でも構わない。逆に流暢な英語でも情熱がこもっていなければ全く意味がない。(ちょっと台本に目が行きがちでしたが・・・)

日本の誇り シリーズ 第4段


2− 現地主導Marketing = Localization  製品デザイン/製品カタログ/技術資料だけでなく、企業Mission Satatmentなど外に発信するもの全て、まず現地の言葉で書いてみて本社の意向とすりあわせること。不自然な英語や間違って使用せれているJapanglish(和製英語)
などを改訂し、現地の人の耳に入り易いコミュニケーションを軸とする。


3− 文化的通訳 = Real Communication  言語の通訳ではなくて、文化の通役。 実はこれにつきるのであります。日本人でアメリカを理解した人と、アメリカ人で日本を理解した人と両方が組織に共存していると、更に効果が倍増します。


気温10℃以下、寒風吹きさらす中、和太鼓も迫力で熱気むんむん!

日本の誇り シリーズ 第4段



とても感激的な一夜でした。


元インキ屋不動産









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Posted by 大春 敬/Tak O'Haru at 05:17│Comments(4)ビジネスアイディア
この記事へのコメント
文化の通役!
大変素晴らしい言葉を学ばせて頂きました。
Posted by AIGC at 2010年10月07日 18:23
日系企業のグローバル展開は、
現地の文化やマーケットに溶け込むため
如何にGlocalizeするかに取り組んできていますね(^^;

欧米企業の場合は、
Localizeの前にGlobal Governanceを大切にして
Single Operationを如何に徹底するかを追及してきましたが、
昨今の市場環境の変化によって生じている
- 市場スピードの高速化に伴うProduct Lifecycleの短期化
- 市場のボーダーレス化
- 市場自体の西方移動
- 急激な円高
...等々から欧米企業のようなGlobal Single Operationへ
向かおうとする日系企業も増えてきています。

こんなKOMORI AMERICA社の取り組みが、
本当に実ることを心から祈念しております☆

昔、電気屋だったり紙切り職人だったりした東インド会社
Posted by 東 邦彦 at 2010年10月07日 21:55
文化の通役、これは造語ですか?
私も、ビジネス、またこちらでの裁判を経験していますし、本当に痛感しております。

テキスト通りの会話は誰でもできるのですよ。
文化のわかるCommunication.ほんとわかります。

マッハより
Posted by マッハ at 2010年10月08日 03:23
皆様:

“文化の通役”は私の登録商標と致します。

サッカーのザッケローニ監督が、日本とそして日本のサッカー関係者に敬意を払い感謝しています。

まずは、そこからですよね。

ザッケローニ監督の周りにも本当の“通役”が何人かいるといいですね。

Spanishに凝っている不動産屋
Posted by 大春 敬/Tak O'Haru at 2010年10月09日 22:56
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