2017年10月17日
奨学金制度
グローバル化
グローバル人材
グローバル企業
新聞紙面専門誌等で必ず目にする言葉です
昨晩日本の自民党安倍総裁の選挙放送を拝聴しました
高校教育の無償化を推奨し
これからの若い人材の教育育成を強調されていましたが
ただ単純にアメリカの制度を模倣するだけでは危険だと思いました
アメリカでは小学中学高校まで無償で教育が受けられます
しかしそれは公立学校に限定され
アメリカでも私立は有料です
アメリカの公立学校はすべて地域の不動産税によってまかなわれています
ですからどの地域にあっても
その地域の不動産税を支払っていれば
地元の公立高校に入学できます
アメリカには公立高校の入学試験はありません
中学生の学力テストがあり
高校入学後各教科別に学力レベルに合わせた授業が行われます
またすべて地域の不動産税によってまかなわれているということは
地域によって教育予算が大きく異なり
高級住宅街にある公立中学や高校の教育レベルはどんどん上がり
その逆の地域の教育レベルはどんどん下がっていくと言う実態があります
でもアメリカはそーゆー方針の国なのです
格差をつける国策なのです
ただしオバマ大統領夫人ミッシェルさんのように
貧困地域出身者であっても
成績が優秀であれば
無償で世界最高レベルの大学教育を受けることもできます
奨学金制度の裾野がものすごく広く分厚く存在しています
日本もグローバル化を訴えるならば
高校教育を無償にすることも大事ですが
大学教育への奨学金制度を充実させる方が
重要なのではないかと思います
特に海外留学に適応する奨学金制度を
もっともっと充実して欲しいと願うばかりです
格差社会を推奨しているのではありません
アメリカの様に
格差を乗り越える制度を充実させる
学生一人ひとりが自ら選択出来る制度を
国が促進することを願います
完璧な制度などありません
どの仕組みも良し悪しが有ります
大事なことは選挙のためではなく
国の将来のために
考えて
実施してもらいたいです
世界で一番格差のない国を作れた日本人
もっともっといい国が創れるはずです
落ちこぼれ出身不動産
Posted by 大春 敬/Tak O'Haru at 22:32│Comments(0)
│アメリカ
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